主要格安通話”SIM1GB”4社比較。安い・安定・必要最小限の3条件から。

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Nexus 5 SIMフリーモデルを、”Ymobile”の”Sプラン(1GB)”で契約して早2年。この契約を解除し、別会社の格安通話SIMフリーを契約することになりました。その際、格安通話SIMの特に1GBプランを比較検討しました。そのデータを元に、格安通話SIMの契約を考えている方の参考になるよう記事にしました。

紹介する格安通話SIMの条件。安い・安定・必要最小限。つまり、通話SIM1GBプラン。

通信料が安く通信速度が安定

通信料はできるだけ安く抑えたい。その一心で格安通話SIMを検討する方が多いに違いありません。ただ、安いだけでは問題が生じることもあります。それは、通信速度が不安定であるという問題です。いくら安いプランで契約していたとしても、通信速度が不安定でストレスを溜めていては元も子もありません。

通話は月に10回程度

◯分以内通話し放題という広告を目にすることがあるかもしれません。通話し放題を契約していると安心感があるのは確かです。しかし、通話をするが、月に何十回も通話しないという方は損をしているかもしれません。面倒かもしれませんが、一度腰を据えて月の通話料金を20円/30秒として計算してください。その結果と、通話し放題の料金とを比較してみましょう。

通信量は1GBあれば十分

自宅に有線経由のWifiがあって屋外で動画を見ない方は、通信量は1GBで十分な場合が多いでしょう。タブレットを所有していてテザリング機能を利用する場合でも、意外にも1GBに収まることが少くありません。通信量の契約変更ができるプランがほとんどなので、1GBから挑戦するのも1つの手です。

SMSは10回程度(送受信込)

ほとんどの方がキャリアメールやフリーメール、LINEなどのコミュニケーションアプリを使っている中で、電話番号しか所持していない方が少なからずいます。また、災害時などに連絡しやすいという利点も備えているようです。SMSを利用するかどうかも確認しておきましょう。

すでにSIMを挿入できる通話可能端末を所持している

当然ながら端末を新たに手に入れると費用がかさみます。所持している端末を継続して利用するほうが経済的です。もし端末を所有していなくても、格安通話SIMを契約する際に、端末をセットにして購入することができます。主要キャリア(docomo・softbank・au)が販売しているものとは違い、SIMフリー端末のものを購入できるでしょう。

つまり、次にあげるものにスポットをあててご紹介します。

  • 通信制限 1GB
  • オプションなし
  • 安い
  • 通信が安定

格安通話SIMを契約する上で注意すべきこと

次に、はじめて格安SIMを契約する方に向けて、注意すべき点をご紹介します。

MNP転出手数料が発生することがほとんど

注意すべき点として、解約手数料がかからなくても、MNP転出手数料が発生する場合がほとんどです。つまり、新たに契約したA通信SIMを解約して、別のB通信SIMを契約するとき、MNPを利用するなら、A通信格安SIMサービスにおいてMNP転出手数料が発生します。簡単に述べるなら、解約手数料が0円でも、契約解除をした後に料金の発生があるということです。自分にあわないサービスだからといって、何度も解約を繰り返すことは非経済的です。それで、安いプランが多いとはいえ、慎重に選ぶようにしましょう。
ただ、当然ながらMNP転出を利用しない場合、この点を気にする必要はありません。つまり、新規電話番号を取得するならMNP転出手数料は発生しません

その格安通話SIMが利用できる端末か確認する

自分のニーズにあったサービスを見つけたとしても、気をつけなればならない点があります。所持している端末とそのサービスのSIMカードの相性が悪いと、最悪接続できないことがあります。ほとんどのサービスでは、端末を検索して利用の可否を確認できます。また、この時点で所持している端末のSIMカードの種類を同時に確認できます。それで、必ずその通話SIMが利用できる端末か確認しましょう。

SIMロックを解除する必要がある場合

まず、DOCOMO端末かSIMフリー端末ではない場合(Softbank、auで契約した端末)、SIMロックを解除する必要があります。SIMロック解除手数料が発生しますが、新規端末を購入するよりも低料金です。店頭でSIMロック解除をおこなうと、auとSoftbank共に手数料¥3,240(税込)です。

icon-arrow-circle-right au|SIMロック解除のお手続き

icon-arrow-circle-rightソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除

支払う金額の内訳を完全に把握する

サービスによっては、こちらがチェックをつけていないにもかかわらず、いつの間にかオプションに加入することになっていることがあります。確認画面では、上から下まで目を通しましょう。予定していた金額を越えているなら、なぜ越えているのか完全に把握しましょう。もし理解できない点があるなら、各サービスのサポートセンターへ問い合わせるのも1つの手です。

他サイトの通信速度テストを鵜呑みにしない

格安通話SIMサービス名+速度などで検索すると、多くのブログなどでは、通信速度の結果を公表していることがわかります。しかし、それはある場所である一定の時間帯に測定したものです。その情報を鵜呑みにすると、実際とは違う状況が発生して後悔するかもしれません。それで、もし近所の人や友人、近所のTwitterのフォロワーなどに、その格安SIMサービスを利用している人がいるなら、使用している感想を聞いてみることをおすすめします。

まとめると、

  • 目先だけではなく、解約のことも考える
  • いつもより慎重に契約する
  • DOCOMO端末かSIMフリー端末を準備する

これらが鉄則です。

次に、各サービスの詳細を利用者のニーズに合わせてご紹介します。

LINEモバイル | LINE多用ならコレ! 通信料最安。

1GB プラン ¥1,294 (LINEはカウントなし)
事務手数料 ¥3,240
SIMカード準備料 ¥426
通話料 ¥20/30秒(アプリ利用で¥10/30秒
SMS送受信料 ¥0/通, ¥3~30/通
最低利用期間 12ヶ月
契約解除手数料 ¥10,584
MNP転出手数料 ¥3,240

LINEモバイルは、”通話SIM 1GB プラン”が ¥1,294(税込)です。現在、SIMフリー業界の中でも安いといわれるDMMモバイルの “通話SIM 1GB プラン”が ¥1,360(税込)です。それよりも¥56 安いことになります。主要SIMフリーサービスの中の”通話SIM 1GBプラン”では、一番安いと思われます。

また、LINEアプリを利用しているとき、データ使用のカウントがされません。つまり、LINEモバイル利用者は、LINE使い放題というわけです。

さらに、LINEモバイルは、サービス開始から日が浅いため通信速度がまだ良好のようです。LINEモバイルは、DOCOMO回線を利用しているため、SoftbankやauのSIMロックのある端末は利用できません。

LINEモバイルは、LINEアプリを介さない通話をするときに、「いつでも電話」というLINEモバイル専用のアプリを利用して通話することで、通話料金が半額になります。アプリをインストールしなくとも、番号の先頭に「0035-45」を付けて発信すると半額になるようです。月に複数回通話する方にとってかなりお得です。

その他プラン詳細は、平均的な価格にとどまっています。従って、LINEアプリを多用する(LINEチャットだけでなくLINE通話も多く利用する)方や通話を多くする方であれば、かなりお得な通話SIMといえるでしょう。反対に、LINEアプリを利用しない方にとっては、お得なプランとはいえないかもしれません。ただ、通信料が安いので比較の対象に必ず入ると思われます。

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イオンモバイル|気軽に契約。3ヶ月で解約安心。

500MB プラン ¥1,220
1GB プラン ¥1,382 (↑年/+1,944)
2GB プラン ¥1,490 (↑年/+1,296)
4GB プラン ¥1,760(↑年/+3,240)
事務手数料 ¥3,240
通話料 ¥20/30秒
SMS送受信料 ¥0/通, ¥3~30/通
最低利用期間 0ヶ月
契約解除手数料 ¥0
MNP転出手数料 ~180日目 \8,640 , 181日目~ ¥3,240

イオンモバイルは、”通話SIM 1GB プラン”が ¥1,382円(税込)です。DMMモバイルの同プランよりも¥22 高いことになります。

イオンモバイルが、他サービスと圧倒的に異なる点は、最低利用期間が0ヶ月であり、解約手数料が0円という点です。ただし、MNP転出手数料が180日目(3ヶ月目)まで ¥8,640です。従って、3ヶ月以上利用するなら価格を気にせず気軽に解約できます。ほとんどのサービスが解約に関して1年以上の利用を制限している中で、際立って利用者に優しいプランです。

また、インターネット申し込みだけでなく、イオン系列の店頭で申し込みが可能です。顔をあわせて疑問点を聞くことができるので、大きなメリットに感じる方が少なくないと思います。 イオンモバイルは、DOCOMO回線を利用しています。多くのサイトを参考にしたところ、比較的時間帯に関係なく安定して利用できるようです。

その他プラン詳細は、平均的な価格にとどまっています。従って、格安SIMをお試しで3ヶ月ほど利用したい方や、イオン店舗が近くにある方などにお得なプランといえるでしょう。ただ、LINEモバイルやDMM mobileよりも少々高い月額料金なので、とにかく低価格にこだわる方にとってはお得ではありません。

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DMMモバイル | 今なら事務手数料¥0。通話料がアプリで利用で¥10/30秒。

1GB プラン ¥1,360
2GB プラン ¥1,490
3GB プラン ¥1,620
事務手数料 ¥3,240 (8/31まで¥0
SIMカード準備料 ¥426
通話料 ¥20/30秒(DMMトークアプリ ¥10/30秒
SMS送受信料 ¥0/通, ¥3~30/通
最低利用期間 12ヶ月
契約解除手数料 ¥9,720
MNP転出手数料 ¥3,240

DMMモバイルは、格安SIMといえばこれ!と言っても過言ではないほど有名なサービスです。知名度に違わず、価格や通信速度が安定していて、定期的にキャンペーンをおこなっているので、格安SIMを考える際に見逃せないサービスの1つです。

DMMモバイルは、”通話SIM 1GB プラン”が ¥1,360円(税込)です。上記でご紹介したように、LINEモバイルよりも ¥56高く、イオンモバイルよりも ¥22安い価格です。ただ、1GBに拘らず、3GBなどのプランであれば業界最安です。

DMMモバイルは、キャンペーンにつき 17年8月5日現在 事務手数料が ¥3,240のところ 8月31日までの契約で ¥0です。この記事をご覧になっている方々にとっては決して見逃せない情報でしょう。1年利用したとして、他サービスよりも月々¥270安くなることになります。

また、DMMモバイルは、通話料が通常¥20/30秒です。しかし、DMMトークアプリを利用するなら半額の¥10/30秒で通話できます。つまり、同額でも2倍の時間通話できることになります。通話無制限を考えている方に朗報かと思います。

その他プラン詳細は、平均的な価格にとどまっています。従って、通話を多くする方や、とにかく安くて安心なプランを探している方にお得なプランといえるでしょう。ただ、お試しで格安SIMを利用したい方は、イオンモバイルがニーズにあうと思われます。

icon-arrow-circle-right SIMフリーを選ぶなら”断然”DMMモバイルがおトク!!!

FREETEL|MNP転出¥2,160。通信料最安。

1GB プラン ¥1,294
事務手数料 ¥3,240
SIMカード準備料 ¥426
通話料 ¥20/30秒
SMS送受信料 ¥0/通, ¥3/通
最低利用期間 0ヶ月
契約解除手数料 ¥0
MNP転出手数料 1ヶ月目 ¥15,000 , 13ヶ月目~ ¥2,000
(13ヶ月目まで¥1,000ずつ減額)

FREETEL は、”通話SIM 1GB プラン”が ¥1,294(税込)です。LINEモバイルの同プランと同額です。それで、LINEモバイルと同じく、現時点で”通話SIM 1GB プラン”のサービスの中で最安値かと思われます。

FREETEL は、最低利用期間が0ヶ月、契約解除手数料が0円です。ただ、注意すべき点があります。このサービスも他サービスと同様、さきほど「通話SIMフリーを契約する上で注意すべきこと」見出しでご紹介したように、MNP転出手数料が発生します。契約日数の12ヶ月目までは、13ヶ月目以降よりも高いMNP転出手数料が発生します。1ヶ月目に解約した場合、MNP転出手数料は税抜き¥16,200(税込)、2ヶ月目¥15,120(税込)…12ヶ月目¥4,320(税込)といった具合に、契約日数によって異なります。しかしながら、13ヶ月目以降は¥2,160(税込)なので、他サービスよりも¥1,000ほど安い料金です。

FREETELの通信速度は、全体的に安定しないと評されています。特に利用者の多い時間帯になると、体感速度が落ちこむことがあるようです。ただ、”通話SIM 1GB プラン”の利用を考えている方で、動画を複数回試聴しようと思っている方は少ないようにも思います。ニュースなどの記事を表示する分には問題ないとの報告があります。

その他プラン詳細は、平均的な価格にとどまっています。従って、”通話SIM 1GB プラン”を1年以上利用することが固まっている方、SIMを使って動画をほとんど試聴しない方にお得なプランといえるでしょう。ただ、表示速度に期待を寄せる方は、他のサービスがおすすめです。

Android ホームアプリ “Nova lancher”を本当におすすめする3つの理由

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