ギターを叩いたりする奏法(パウンディングなど)は、今や有名となっていますが、また斬新な奏法をするギタープレイヤーが登場しました。なんと、ヴァイオリンの弓を使ってギターを弾いています。その動画がYouTubeでアップされています。
弾いているのは、Luca Stricagnoliさん。イタリヤ出身の1991年産まれ(24歳)の若手有力ギターリストです。10歳のころからクラシックギターをはじめて、他にも柔道に打ち込みながらも、様々な楽器をギターと合わせる技術を少しずつ確立していったようです。
パウンディングやタッピングの特殊奏法を得意としている人で、”どうやって弾いているんだ!?”と驚かされます。また、一人で何でもやってのけてしまう人で、ギターを弾きながら様々な道具や楽器を使って、綺麗で繊細なメロディーを奏でます。
7弦ギター
余談ですが、使用しているギターも少し変わっているところがあります。一般的なギターは弦が6本ですが、”The Last of the Mohicans”で弾いている彼のギターは、弦が7本あります。結構珍しいです。7弦のギターは日本でも”Ibanez”が作っていますが、たくさんあるギターではありません。7弦であるメリットはたくさんあるようですが、一番の特徴は弦が1本多いことでメロディーに幅が出るということです。
笛とハーモニカ
ヴァイオリンの弓以外にも、笛とハーモニカを交えながら一人で演奏している曲もあります。ハーモニカの台がギターにくっついていますが、多分特注でしょう。この難しい体勢でも、メロディーが乱れることなく、聞き惚れるほど綺麗なのがまた凄いところです。
今までのギター業界の常識を覆しているのは言うまでもありません。Luca Stricagnoliさんの楽曲はまだまだ多くはありませんが、これから更にソロギターの世界を深めていってくれることは間違いないといえます。ギターの世界をまた革新していくLuca Stricagnoliさんの今後が楽しみでなりません。
参考サイト
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