“ギターの弦の張り方” 知らなかった綺麗に張るプロの技。眼から鱗が落ちるとはまさにこのこと!

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ギターを弾いている方で、ほとんどの方は自分でギターの弦を張り替えると思います。しかし、綺麗にヘッドの巻き付ける部分を巻けなかったり、古い弦を切って外したものの、それを踏んで怪我したりと、弦を変えると音が良くなってモチベーションが上がるものの、弦の交換は苦手だなと感じている方も多いようです。

そこで、プロはどういったやり方で弦を張り替えているのか、今まで弦を何の問題もなく交換できていた方もためになる動画はないかと探してみました。すると、作業に無駄のないシンプルな工程で、的確なコツを交えなら紹介されているものがYouTubeで公開されていました。

 

7分程度ですが、動画を見る時間もない方に向けて、主なポイントをご紹介します。

ストリングワインダーの存在

ストリングワインダーや、ストリング・ペグ・ワインダーとか、ワインダーなどと呼ばれていている道具で、ペグをぐるぐる早く回すことができます。作業時間の短縮に繋がりますし、指が疲れるということもなくなります。1000円以下で購入できるので、一つ持っておくだけでも弦交換の手間が少し減ります。

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古い弦は切らない

ギターの教本などでは、”弦を緩めたらニッパーで切る”という説明があったりします。しかし、古い弦は切りません。切るとゴミの数が増えますし、切った弦を地面に落としていることに気付かずに踏みつけてしまうかもしれません。

その代わりに弦は、ホールに手が突っ込めるほど緩めます。

ホールに手を突っ込んで下からピンを抜く

ギターのピンを抜く道具がありますが、私はそれを使ってピンを真っ二つに破損したことがあります。また、失敗するとギター本体を傷つけてしまうことがあります。

ホールに手を突っ込んで、ピンの上側を布などで抑えておいて、ピンの下側を押し上げてあげれば簡単に、かつ傷をつけることなく抜くことができます。硬くてどれない場合は、ペンチなどで下からピンを、軽く叩いてやるといいです。

1~6弦のピンが外れたら、6弦全てを掴んでひとまとめにし、丸めてしまいます。そして、ヘッドに巻きつけてある弦を、くるくると回して外してやれば、弦がバラけることなくひとまとまりで簡単に捨てることができます。さすが、プロの技は大変参考になります。

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新しい弦のピン側になる先は少し曲げる

ちょっとしたことですが、新しい弦のピン側の先は少し曲げることで、弦を張ったときにスッポ抜けるという事態は免れます。

3弦は一番切れやすいので多く巻く

3弦はピンから遠い位置にありながらも、細い弦なので金属疲労の関係からすぐ切れやすいようです。それで、多く巻くことによってストリングホスト(弦の巻くところ)の鋭いところよりも、広く巻くことができるので切れにくくなるそうです。勉強になりますね。

また、1弦や2弦に関しては細くてザラザラではないので、強く巻いている間に弦が滑って戻ったりすることがあります。そのため、余った弦は所定の音まで上げてから切るようにします。

 

いろいろありますが、まとめてみると以下の点を留意して頂くと、効率的に弦を張ることができるということです。

Point!!
  • ストリングワインダーを使う
  • ホールに手を突っ込んでピンを下から押し上げて外す
  • 新しいピン側の先は少し曲げる
  • 細い弦は多く巻き、所定の音になるまで余った弦は切らない

ギタープレイヤー皆さんの、弦交換に少しでも役に立てれば幸いです。

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