ギターがうまくなるには、誰でも「ギターを毎日弾くこと」と言います。では、何を弾いたらいいのでしょうか。無論、目標があればその曲をできる範囲でゆっくりと弾いて、繰り返して徐々に速くしていけばそのうち弾けるようになります。でも、目標がなかったりしたときのために、個人練習のヒントとして何ができるのか考えてみました。
1.とりあえずギターの本を一冊買ってみる
弾きたい曲が特になく、何を弾いたらいいのか分からない人は、まず「ギター弾き語り曲集」や「ソロギター練習曲集」「はじめてのジャズ」「究極のエレキソロ」などと書かれた本を、買って弾いてみましょう。自分のフィーリングにあった本を一冊買えばいいです。
好きなフレーズが出てくるかもしれません。それで、好きなジャンルなどが見つかればそれを極めるために、次のステップに進む鍵となります。
2.曲に合わせて伴奏する
自分の好きな曲や、テレビやCMで流れている曲に乗って、ギターで伴奏することができます。コードが知りたい場合は、無料で楽曲のコード進行が見れるサイトがたくさんあるので、それを参考にしながら練習ができます。
21,975曲 無料国内最大級の歌詞/コード検索サイト|楽器.me
J-Total Music
無料ギターコード譜&歌詞検索 押さえ方も分かる! U-フレット
Cord Wiki
本を購入して練習したい場合は、「〇〇弾き語り」と書かれている本を購入するとよいです。
3.好きなフレーズを弾く
テレビやCMで流れているメロディやフレーズを、ギターの単音で弾いてみることもできます。楽譜がなければ、ギターの指板上のどこかが、その音と合う訳ですから、音を適当に鳴らしながら目当てのメロディに近づけていきます。はじめは難しいですが、何回もしているうちに、だいたいの音がどこにあるのか把握できるようになって、雰囲気でメロディーが弾けるようになります。その頃には、セミプロでしょう。
4.他のジャンルにアタックする
ロックやポップスが好きで、それらの曲のフレーズを練習している方が多いと思います。一度視野を広げてみて、クラシックやジャズ、ブルースなどの曲にも挑戦してみるのもいいです。逆もしかりです。音楽の広がりや深さを感じることができるし、「ギターってこんなに奥が深いんだ!」と実感することができます。
ジャズを例にしてみると、ポップスではあまり使われないコードが多用されます。それはつまり、弾くコードが今までとは違ったものとなって、ギターの腕も上がるわけです。
ジャズギターが学べるサイト-Jazz Guitar Style Master
Cycle of Jazz
5.スケールを勉強してみる
スケールを勉強し始める頃には、既にいろいろな曲を弾いてきている方だと思われます。スケールを勉強するメリットとは何でしょうか。それは、”アドリブ”ができるようになります。自由自在に、曲に乗ったフレーズを弾けるようになるんですね。これは、作曲する際にも多少は必要となってくる知識です。
6.特殊奏法を習得する
一般的な弾き方に加えて、ギターには自分の知らない無限の弾き方が存在します。アコギの弾き方は特にそうで、ヴァオリンの弓でギターを弾くプロも世の中には存在します。自分だけの、オリジナルの弾き方を編み出すこともできます。作曲などにおいて、幅が広がりますし、インパクトは絶大です。
斬新!ギターをヴァイオリンの弓で弾いている!?また新しいソロギターの世界が産まれた。
まとめ
このようにギターの練習といっても、その人の技術によってできることが限られますが、”ギターの練習ができない”ということはないということがわかります。Youtubeで投稿している動画を見ていても、人から吸収できる技術はたくさんあります。
一つ弾けたら、ちょっと難易度の高い曲を次に練習していきましょう。毎日弾いているなら1ヶ月前よりも明らかに弾けるようになっているはずです。成長していないように感じても、必ず実になります。めげずに頑張っていきましょう!
弾けば弾くほど奥の深いギターを共に極めてきましょう。
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