ギターを立って弾く際に必要なのはもちろんのことながら、ストラップです。その補助的な役割をこなす“ストラップピン”というものをご存知でしょうか。効果が確実でありながら、なんと500円ぽっきりで、購入することができるものもあります。
ストラップピンとは
ストラップピンとは、ストラップがピンから外れることのないようにするための部品です。激しいプレイなどの最中に、ピンからストラップの穴が抜けてギターが落下してしまうことを防ぎます。
ストラップピンの種類
ゴム系と金具系の二つがあります。
ゴム系
丸い形状のゴムの真ん中に穴が空いているものです。ギター本体についているピンにストラップをかけて、その上からこのストラップピン(ゴム)をはめ込みます。ピンがないギターには、使用できません。
金具系
ギター本体についているピンを外して、新しく抜け落ちないように設計されたピンを付けます。ネジで付いているので、プラスドライバーがあれば、簡単に取り付けが可能です。ゴム系よりもシャーラーの金具を使ったロックピンのほうが、抜ける心配は少ないです。
ピンがもともとギターに付いてない方は、穴を開けて付けることができます。打ち方は下記を参考にしてみてください。
ストラップピンを打ってみよう
ストラップピンの実際の効果
筆者もゴム系のストラップピンを購入しました。“HARRY’S STRAP RUBBER”という商品です。500円程度で、黒色を購入しました。2枚入っています。
外れないように設計されているので、ゴムの真ん中の穴は小さめで、ゴムも硬く作られています。実際にはめるときにも、それなりに力がいりました。
ストラップピンを付けてみると、まず一番いいなと思ったのは、見た目がちょっとかっこよくなったところです。ストラップの穴がゴムによって隠れて、スリムになっています。違う色にすればよかったと後悔しました。
Amazonの商品イメージでは、白く”STRAP RUBBER”と書いてありますが、筆者が受け取ったものは、黒く刻印のように書かれているだけでした。ここがちょっと残念なところです。
実際につけた状態で弾いてみると、効果は確実です。はめ込むのに苦労しただけの、安心感があります。飛んだり跳ねたりしても外れそうにありません。
まとめ
正直なところいらない人にはいらない部品です。しかし、ちょっとしたワンポイントにもなるのでギターの色とは違うストラップピンを付ければ、自己満足の世界ですが個性を出すことができます。
もし、Amazonで”HARRY’S STRAP RUBBER”を購入される際は、イメージ画像と色が違う場合があるので、きちんと確認してから購入するようにしてください。