携帯を買い換えるならば、ガラケー(フューチャーフォン)ではなく、スマートフォンになることは、ほぼ100%といえます。ガラケーユーザーは今や”時代遅れ“と見られがちです。
現に筆者は、生粋のガラケーユーザーです。もう6年も使っていて、何回落下したか覚えがありません。傷だらけですが、愛着を持って使っています。ついこの間、電池パックを交換しました。
なぜ未だにガラケーユーザーが存在しているのでしょうか。ガラケーであるゆえのメリットとデメリットを必死に考えみてました。
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メリット
ガラケーであるゆえのメリットは、意外にもたくさんあるように感じます。
落としても安心
スマホは“画面が命”です。落として画面にヒビが入ってしまったら、その部分はタッチが出来なくなることがほとんどで、全く使えなくなってしまうこともあります。修理しなければいけませんが、修理費も高いようです。無論、端末の保険に入っている方がほとんどですが、落とした度に修理に出すのは時間の無駄のように感じます。
対してガラケーは折りたたんだ状態のものがほとんどで、落としたとしても画面に傷がつくことはありません。たとえ、画面に傷がついたとしても、少し見にくくなるだけで、操作に支障はありません。
濡らしても大丈夫
一度、携帯を洗濯機で洗濯してしまうことがありました。しかし、冷蔵庫で携帯を冷やしたらなんと復活しました。防水でない携帯であっても、非常事態にはかなり強いです。
ほどほどなコミュニケーション
スマホを使用するようになると、”LINE”や”Twitter”などのSNSアプリからの通知が来て、ついつい見てしまって話が続いてしまうことがあります。更に、リアルタイムで返事を返せるようなシステムになっているので、返事のスピードや既読したかどうかなどにも神経を使うようになり、コミュニケーションに対してストレスを感じます。
対してガラケーはメールが届いたとしても、ある程度のタイムラグが想定されるし、既読したかどうかも相手に知らされることがありません。相手と実際に会っていない間も常にコミュニケーションを取らなければいけないのは、苦痛だと思います。一人でゆっくりする時間も必要です。
電池の充電をあまり気にしなくてよい
スマホは一日に一回は充電する必要があります。ついうっかり忘れて、明日使おうにも使えないということもよくある話だそうです。
対してガラケーは、一日に一回は充電しないといけないということは、ほとんどないと思います。満タンからぎりぎり使って、平均的に二日から三日は使えるのではないでしょうか。
使用料が安い
スマホもお得なプランがたくさん提供されるようになってきましたが、ガラケーに勝る安さはないと思います。”手軽で安い“。これが全てで、これ以上はいりません!
デメリット
メリットはたくさんありますが、目を背けずにはいられないデメリットがあります。
ボッチになりやすい
学生だと特にそうですが、現実的に”LINE”や”Twitter”などのSNSアプリを使っての会話がほとんどなので、遊びの計画などに必然的に誘われないケースがあります。これは非常に辛いですね。
私の場合は、学生時代の同窓会にまったく誘われません。風の噂によると、やはり”LINE”で知っている人の間だけで行われているようです。スマホを使っている人でしか得られない情報が存在するので、“風の噂“で知った時にはもう終わっているのです。
「調べて」と言われても調べられない
「ちょっと調べてみて」と何かを調べて欲しいときに頼まれたとしても、スマホを持っていない我々は素早く情報を得ることができません。ドコモであれば、iモードで必死に調査しますが、欲しい情報が得られないことがほとんどです。地図を調べようにも、小さくて実用的ではありません。
スマホ持ってればな・・・と思う
上記とかぶる点ですが、「スマホがあれば〇〇ができたのに・・・」と感じることがよくあります。こう思ったときにちょっとナイーブになってしまいますね。やはり、情報社会でありながらスピードも求められるので、リアルタイムの情報がないと厳しいと思える現実があります。
まとめ
大手携帯各社がスマホを押している中で、あえてガラケーを使う理由もそこまでない気がします。しかし、スマホでのコミュニケーションが苦痛に感じる人も中にはいるのではないかなと思います。
ガラケーはコミュニケーション用に、タブレットを別途用意して情報収集用に使っている人もいるようです。スマホを持っているから”LINE”や”Twitter”をしなければいけないということはないので、個人個人の使い方にかかってくることでもあります。
携帯の買い替えを考えているならば、ガラケーも選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。