【80年おすすめ洋画】大ヒット”BluesBrothers”。魂のこもった古きよきソウルソングを聞き逃すな。動画あり。

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とりあえず洋画を観たいけど、おすすめな映画ある?と聞かれたら、”BluesBrothers“を一番におすすめします。黒ずくめの2人が、かっこつけているDVDのパッケージからは想像できないような展開が待っています。カーアクション・ギャグそしてソングの詰まったこの作品は誰が見ても、衝撃的でおもしろい!と感想を述べます。それは、なぜなのか。”BluesBrothers“の魅力をお伝えします。

 

あらすじ

シカゴ郊外の刑務所(ジョリエット刑務所)を出所したジョリエット・ジェイクと、彼を迎えに来た弟のエルウッドは、兄弟を育ててくれた孤児院に出所の挨拶に行くが、そこで、孤児院が5000ドルの税金を払えないため立ち退きの瀬戸際にあることを知る。孤児院の危機を救うため援助を申し出る二人だが、犯罪で得た汚れた金は要らないと逆に院長に追い払われてしまう。
何とか孤児院を救いたい二人はかつて孤児院で世話を焼いてくれたカーティスに相談すると、ジェームス牧師の移動礼拝に出席することを勧められる。気乗りのしないジェイクをエルウッドが礼拝に無理矢理連れてくると、ジェームス牧師の説話を聞いていたジェイクは突然神の啓示を受ける。「汝 光を見たか?」「そうだ!バンドだ!」
こうしてふたりは、昔のバンド仲間を探し出しあの手この手でバンドに引き入れ、音楽で金を稼いで孤児院を救う「聖なる任務」に立ち上がったのだが、行く手にはシカゴ中の警官、州兵、マッチョなカントリー・ミュージック・バンド、ネオナチ極右団体、そしてジェイクの命を付けねらう謎の女が待ち受ける。

超豪華なキャスト

どうやってこの映画に招いたのか考えられないような超豪華なアーティストが勢ぞろいしています。名前は聞いたことはないけど、曲や歌声は聴いたことのあるものばかりで、作品中で流れる音楽に、自分も釣られて踊ってしまう感覚になります。彼らの存在で、この作品の深みが一気に増している気がします。

キャブ・キャロウェイ(Cab Calloway)

まずはじめに、”キャブ・キャロウェイ”が登場します。”MINNIE THE MOOCHER”で有名です。「ハリハリハリヤー」と一緒に口ずさんじゃいます。彼の独特な音楽の世界観に引き込まれること間違いなしです。


レイ・チャールズ(Ray Charles Robinson)

私の中では、「え、この人出てるの!?」と驚きを隠せませんでした。まさか楽器屋の店主で出てくるとは思ってもみません。”SHAKE A TAILFEATHER”を歌います。魂のこもった独特な声に聞き惚れます。体が勝手に音楽と共に動きます。


アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)

高い透き通った声で心まで響きます。彼女もアメリカでは有名なアーティストで、何十枚ものレコードを出しています。歌が上手すぎてヨダレが出てしまうほどです。


ジョン・リー・フッカー(John Lee Hooker)

キング・オブ・ブギで知られるブルースシンガーです。ものすごい渋さです。現代では考えられない曲調ですね。


その他、どのBGMも有名なアーティストによる気持ちのよい曲が流れます。選曲にかなりのこだわりを感じさせます。

圧巻のカーアクション

この作品のカーアクションは超有名です。あのおもちゃメーカーの”LEGO“が、そのカーアクションのシーンをLEGOで再現した動画までも掲載されています。ショッピングモールを数台のパトカーから、パトカーの中古車に載った2人が逃げるシーンは何度見てもおもしろいです。

その他、何回もカーアクションのシーンはあり、車がたくさん爽快なほど飛んでいき壊れます。アクションだけではなくて、しっかり視聴者のツボを押さえて”笑い”に変えてくるところが素晴らしいです。

笑いの多さ

独特の性格を、登場人物全員が持っていて、暇なシーンがほとんどなく、ほぼ笑顔で見ていました。特にジェイクとエルウッドの2人の演技は注目に値します。

音楽の原点

音楽を楽しむということを原点から振り返ることができる作品だとも思います。確かに生きていく上で収益は必要ですが、みんなが揃って楽しくリズムに乗れる音楽で共存する世界をこの作品は教えてくれています。ブルースやソウルを普段聞かなくても、このジャンルもいいなと思います。

作中で何度か登場する、ジェイクとエルウッドによる”BluesBrothers”の曲は、魂のこもった歌を視聴者にまで届けれくれる力を感じました。

続編もあります

“BluesBrothers2000″という作品もあります。残念ながらジェイクは死んでしまっていて存在しませんが、その代わりとなる新たな成員も加わっています。”BluesBrothers”と雰囲気は、ほぼ同じですがメインのメンバーが変わったことで、また一味違ったものを感じることができます。

まとめ

“BluesBrothers”について少し知ることができたのではないでしょうか。音楽要素だけではなくて、コメディ要素も十分にしっかり詰まった作品です。日本語訳のついたDVDなどで視聴すると、彼らの作中のおもしろい会話を理解することができるので、興味を持った方はぜひ視聴してみてください。

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